初Kindle Paperwhite、初Kindle本から一ヶ月

初Kindle Paperwhite、初Kindle本から一ヶ月

梅雨が明けてからというもの、連日の猛暑から一転涼しくなってあな過ごしやすし…と思ったら「あ、おれ夏なんじゃん」と思い出したかのように蒸し暑くなり、Twitterでは夕方になれば「雨降ってくれー」「雨きたー」「こっちにもくれー」などと雨乞いの声多く聞かれるもまた夏のことわりなり。心頭滅却してキンドル ツカッテル?

来て少し使ったらすぐにブログ書こう、うんそのうち、あら時間取れない、とやっているうち一ヶ月経ってしまいました。Kindle Paperwhite Wi-Fiモデル。先月6月20日の購入です。

あらあら。

salchu i.さん(@salchu)が投稿した写真 –

だいぶん前から気にはなっていたのですが、当時はKindle本のラインナップが微妙で踏ん切りつかなかったんです。そんなところへ最近同僚が電子書籍仕事をすることになり、会社のKindleを触らせてもらって。ほうほうなるほど面白い、行っちゃうかポチッと。

購入当初の様子はこちらにもありますので参考までに。"本" – 記事一覧 – junk mkb

結果からいうと、今日までに購入したKindle本は10冊。うち1冊は「三国志全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)」で、これだけで8冊分あるのでさすがにまだ読み終わっていないです。プラス、勢いで買ってしまった紙書籍が5冊。Amazonさんやりおるわ。

Kindleを持つ、Kindleで読むという行為が自然になるのか

もともと自分は「本は紙をめくってなんぼ」という考え方です。でした。紙をめくるの、指を挟んでおいて戻るの、ドッグイヤーをつけるのが好きです。なによりページを繰ると匂い立つ紙の香りが好きです。本屋にいるとトイレ行きたくなるのも(好きじゃない

で、Kindle。本と同じ感覚でもって、読むことに没頭できるのか少し心配していたんです。その点では、e-inkディスプレイは目の負担を感じず、何にも煩わされない。暗いところでもライトがいらない。

明るい日差しの中でも、光の反射を気にすることなく、本物の紙と同じ感覚で読むことができ、長時間の読書でも疲れにくいのが特徴(Kindle Paperwhite – ライト内蔵の電子書籍リーダー

iPadのRetinaディスプレイは美しいですが、正直「本を読んでいる」という感覚が鈍かったのです(とはいえマンガや雑誌のたぐいはiPadです)。Kindle Paperwhiteは読み終わったとき、紙の本と同じような読了感を持てた気がしました。電車の中で読んでいると眠くなる感じも似ており。

もちろん紙の香りだの、本ならではの動作だのは楽しめませんが、その代わりに何冊ぶん持ち歩こうがKindle一つ、気軽にほいほい読書できるのは楽ちんではありますよ。旅行や長時間の移動には最適ですよね。

購入した本が、実体として本棚に並ばないということ

「CDを買うか音源を買うか」と比較できるかな。今は音楽の購入、というとデータの購入とほぼ同義なんだけれど、気に入ったアーティストやDJさんのCDだけはやっぱり買うわけですよ。ジャケットや歌詞カードなど、実体として持っていたい、並べておきたいという所有欲のようなもの。

この件に絡んで、ざっとわかりやすく書いている記事があったので引用します。

電子書籍における読書体験の課題

  1. 電子書籍は本の全文を試し読みすることができない
  2. 電子書籍は「だいたいこのへんを読む」ことができない
  3. 電子書籍は「ざっと読む」ことができない
  4. 電子書籍は「自分はどれくらい読んだか」という満足感を得にくい
  5. 電子書籍は書籍を所有できない
  6. 電子書籍は紙の書籍の背表紙・表紙・裏表紙から得られる情報を得にくい

日本で電子書籍が普及するために克服すべき6つの課題と1つの解決策を考えてみた。 – 修習生兼務取締役の独り言(※最高裁兼業許可済)

電子書籍を何冊か買ってみると、所有すること自体にはそれほど執着はなかったのだなあと思いました。もちろん、ほんの数人ですが好きな作者さんでコレクションのように並べておきたい本もあります。もちろんそれは本を買えばいい話で。

それより、あるジャンルが好きな私にとって問題らしい問題は次の二つでした。

その一:Kindle本に無いことが多い「あとがき/解説」

Amazonで試しに1冊買ってみたときに思ったこと。あれ、あとがきが無い?

出版社にもよるらしいのですが、私がそのあと購入した書籍の大半にあとがきが付いていませんでした。あとがきの有無は、当該の書籍の無料サンプルをダウンロードしてみて目次があればわかりますが、必ずしもサンプルに含まれているわけではありません。

私が好きなジャンルというのが推理小説なものですから、作者氏の見解やら解説やらヒントやらが載っているあとがきは読了するにおいて無くてはならないもの(私は最後に読む派です)。「付いていない」「電子書籍版専用のあとがきが付いている」ではなくて、絶対的に本と同じあとがきが読みたいわけなのです。

参考: Amazon.co.jp:クチコミ:文庫本の「解説」

文庫本はKindleストアでしか買ったことがないので、他の電子書籍ストアで売られている書籍についてはわかりません。どうなのでしょうか。

その二:向かないジャンル、やりにくい読み方

もう一点は、推理小説独特の読み方の話。といってもみんながみんな同じ読み方をしているわけではないでしょうけど。

例えば途中途中に見取り図が、参考図が載っているとする。どこかまで読んだときに確認しにいく。筋が複雑で、前の章の途中まで戻って読みなおす。最後まで読んで、ああそこもここも伏線だったのかーと百余ページを繰って戻って進んでバラララララ! こういうのは、Kindleではちょっとやりにくいんですよね。

この二つの理由で、推理小説だけは今までどおり紙の本を買おうと思っております。

長くなりそうなので、ここらへんで。
次の記事で、Kindleを購入したあとに質問されたことがらについて書いてみますね。