タジン鍋ひとつで鶏むね肉の塩レモン蒸し、からのリメイクパスタ
「お、タジン鍋が1000円で売ってる」
この値段ならば、と益子陶器市で買ってきたのが二年も前になります。
タジン鍋の使い方やレシピは検索すればたくさんネットにあるし難しいわけでもないんだけど、それから今まで一度も使わずに放置してしまったのよね。
マイタジン鍋
とんがり帽子。フタを開けて顔があったら怖いなって思いました。
蓋の高さ13センチ、鍋の内径19.5センチ、鍋の深さは4センチくらい。シールに「●●焼」と書いてあったのだけど、控えるのを忘れてしまった。
このフタのてっぺん部分、中が十分に温まるまで熱くならないので目安にしやすいです。洗うときにも持ちやすいのが購入の決め手でしたね(いえたまたまです
鍋部分はセラミック。焼いたり炒めたりができるので、すき焼き鍋として使ったりもできそう。ハンバーグもいいね。フチが欠けているのに気づいてしょぼん…
というわけで久し振りだね。Web屋クッキングの時間です。
タジン鍋解禁、記念すべき一発目は、4ヶ月前に仕込んだ塩レモンと鶏むね肉を使ってシンプルな蒸し料理に挑戦してみます。
なぜ鶏もも肉を使わないのかというと、うちの冷凍庫のおっさんが「鶏むね肉をはやく使っちまえ」と言うからです。次は鶏ももにします。
鶏むね肉の塩レモン蒸し(二人分、約30分)
鶏肉に下味をつけておく時間を入れると約1時間となります。
鶏もも肉を使うならスパイスで下ごしらえし、野菜とともに焼いてから蒸すモロッコ式のほうがよさそうだけど、むね肉はやわらか勝負なのでシンプルな作り方で。こんなに調味料の少ない仕事はしたことない。
【材料】皮を取った鶏むね肉1枚、キャベツ1/3個、豆もやし2/3袋、ブロッコリー適当
【調味料】塩レモン、チューブにんにく
野菜の量は目安ですのでご自由にどうぞ。盛り上げてフタしても、しんなり鍋の中に収まります。
- 1 【鶏むね肉の下ごしらえ】そぎ切りにし、塩レモンのみじん切り大さじ1とおろしにんにく小さじ1を揉み込んで30分ほど置く(注)
- 2 【野菜の下ごしらえ】キャベツは洗って大きめにカット。豆もやし、一房にカットしたブロッコリーは洗っておく
- 3 鍋に薄くオリーブオイルをひき、キャベツと豆もやしを軽くあえる。量が多いと、炒めるというほど具材は動かせないけど。
- 4 そこに鶏肉をのせ、ボウルに残った塩レモンも散りばめ、フタをしてごく弱火で20分から25分ほど蒸し焼きに
- 5 残り10分を切ったらブロッコリーを投入
- 6 良い香りが漂ってきたら頃合いだよ、できあがり。
- 注:塩レモンがなければ、ポッカレモン/輪切りのレモンと塩コショウでいいじゃない
レモンがふわっと香って、シンプルな味で美味しいです。ダシもブイヨンも一切入れていないのにスープがうまいだわー。
味が薄くてもポン酢や自家製タレで食べられるしね。スープをしっかり吸ったブロッコリーが予想外の美味さだったわー。
簡単な下ごしらえと、鍋に入れたら放置というのが面倒くさがり屋にはありがたいですね。野菜も多く取れるし、レシピも何でもありだな。
食べきれなかったので次の日のお昼は
塩レモン鶏肉のパスタ(10分)
今回写真がちっとも美味そうじゃないけどお許し下さいね。手抜きしました。
- 1 タジン鍋でアルデンテ一歩手前までパスタを茹で、ざるに空け給え。フタはずらしてかぶせておくと茹で上がりが多少早い。
- 2 ごく少量のオリーブオイルを鍋にしき、上の料理の残りを投入。パスタも投入し給え
- 3 黒胡椒とかチリパウダーとか、シナモンとかバジルとか、適当なスパイスパウダーも投入してしっかり混ぜ炒め、さあ喰らい給え。粉チーズを入れてもいいかもね。
- シンプル過ぎてコクがないなと思ったらコンソメ顆粒など足し給え。
タジン鍋は深さがないからパスタ茹でるのには不向き、などと無粋なことを言ってはいけない。タジン鍋ひとつでやることに意義があるのだ。
タジン鍋を選ぶ
タジン鍋にはいろいろ種類があり(タジン鍋の種類 )、さらにIHで使えるもの、IH・直火対応、電子レンジOKなもの、果てはフタがシリコンやガラスのものなどさまざま。
そこまでお金をかけるものではないと思う。せいぜい2000円程度までかな。二人用だと径20センチくらいがちょうどよいです。
フタは、直火で使うなら高さがあるほうがよいと思いますが、レンジやオーブン対応の商品も多く出ているので通販では低めのものが多いようです。
私が選ぶならこんなところかな? お手頃だし送料込みだし。
あとは蒸し板やざるがあれば温野菜蒸し、しゅうまい、肉まん、などせいろの代用もできますね。
それではHappyなタジン鍋ライフを。
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