【ピンク色の旬なやつ】自家製新生姜シロップの作り方
一年ちょっと前、【ホットでもクールでも】自家製ジンジャーシロップの作り方 を書いたところ、冬も夏も変わらず不動の微々たるアクセスを誇る人気記事となりました。
そのあと新生姜の旬になり、シロップを作ってみたものの期待したほどピンク色にならなくて記事にできなかったんですよー。キーワードは、「料理はレシピに忠実に」です。
参考にさせていただいたのは以下のレシピ。
材料
- 新生姜。私が買った一袋は皮を除いて240gでしたが、薄いのでほぼ分量ですね。
- 上白糖(グラニュー糖):いろいろ鑑みてショウガの量の85%、200g。「鑑みて」のところは後ほど。
- お好みでシナモンスティック、クローブ、カルダモン、ブラックペッパー、唐辛子など。
なおスパイスの分量ですが、前回はこうだったようです。生姜重量は140gで今回より少なめ。
シナモンスティック半分をバキバキに折り、黒粒コショウ3粒は真っ二つにぶった斬り。カルダモン一個は情け容赦なくかっさばいて中の粒だけ使用。唐辛子の輪切りはスプーン半分程度。この四種をお茶パックのような不織布の袋に入れてスタンバイ
レシピ
- 新生姜は汚いところを取り除きつつ綺麗に洗い、清潔なたわしやブラシで皮をこそげとります。私はざっくりピーラーでやりましたけど。
- 生姜の水気をとったら2, 3ミリにスライス。重さをはかって上白糖の重さを割り出します。前回はすりおろしと半々でしたが、なるべく濁らせたくないし夏はさっぱり軽く飲みたいのでスライスだけ。
- スライス生姜を入れたボウルに上白糖を全部入れてモシャモシャ混ぜ、しばらく置いておきます。水分の多い新生姜なので、数分経てばかなり水が出てきます。
- 30分から1時間ほどで汁がたっぷんたっぷんになったら、鍋に入れて水を1カップ加えて中火で煮立たせて。その後弱火で30分ほどコトコト煮ます。
- 新生姜の爽やかさを味わいたかったので、今回はスパイスはほとんど入れません。というのは嘘で、買いおきしたはずの新品シナモンスティックを断捨離にまぎれて捨てちゃったみたいで…心がもげて、香りづけにカルダモン2つぶんだけ。ばーかばーかー
- 火を止めて、レモン汁大さじ3を鍋に入れてかき回すと、ふわああっと
ピンク! ジンジャーピンクに変身した!
これでできあがり。人肌以下に冷ましたら、不織布(三角コーナー用のを使ってます)で濾してぎゅうぎゅう絞って、熱湯消毒した瓶へ。絞りすぎると不織布が裂けます。裂けますよ。二度手間になりますよ。
できあがりは宅の500ml瓶の三分のニくらいだったので、だいたい350mlくらい。おまちかねの、炭酸水で割って…
あーこれ、うまい、文句ない。この感じは市販では出ないだろう。清涼感が「アハハハハハー」って口の中でダンスを踊っているよう。
砂糖の量について
- 甘いのがお好きな方は皮をむいた生姜と同量、から9割程度。市販の甘さ。
- そうでもない普通の人は8割強。さっぱり飲めます。
- 甘さひかえて、スパイス入れて辛めにしようーという方は7割程度。きゅぅーと飲めます。別に甘くて辛くてもいいわけですが。
甘さが苦手な自分は、9割で炭酸割りだと「超あめー。もっと炭酸で割らなくちゃ、レモン汁も足そう」という感じでした。
でもこういうものはある程度甘くないと美味しくない。炭酸水だけで割るならともかく、牛乳なり紅茶なり何か味のついたもので割るときには少々甘めがよかったりします。…とかぐだぐだ書いてると嫌われそうなので、もうお好みで。
水の量について
要は水入れないだけ濃縮になるし、保存にも適しているということだと思います。新生姜なら水を加えなくても煮られるだけの水分は出ます。
材料が多いほど水が出やすいと思うので、「水1カップ加えて」が不要な場合もあるかもしれません。それこそ普通の生姜だと200gのスライスくらいじゃそこまで水分でませんからね。
新生姜、まだ出回ってます。レッツトライ。
オマケで調理器具
自分で作った飲料を入れるのに最適なロッコ瓶は、お手軽値段のオサレっ子。
あれ、マーケットプレイスじゃない価格が最安値になってるなあ。Amazonプライムは594円のほうです。そして煮込みに愛用しているのが白いミルクパンなんですが…
私が使っている野田琺瑯の白ミルクパンは今、ままぞんで取り扱ってないんですね。
ただ野田琺瑯のは持ち手までホーローなので、見栄えはいいんですが熱すると熱くなるのが難ではあります。木の取っ手よいなあ。
ディスカッション
コメント一覧
炭酸と生姜シロップは、何対何の割合で飲むのですか
ふつー
炭酸:生姜シロップ=4:1か5:1くらいみたいですよ
ふつー
レモン大さじ3入れたら、すっぱくなりました。
入れる前の方がおいしかった。。
とりあえず砂糖またいれました。
なにぶん素人のレシピですから、素材や調味料などちょっとした違いで同じように再現しない可能性のほうが大きいですが、それは申し訳ないことをしました。すみません。
ちょっと濃厚でした。
どうもありがとうございました。