ぶらっと益子陶器市2015春
益子陶器市っていつから行くようになったんだろう。
Twilogで見てみたら2010年の春が最初でした。一回欠席したかどうかくらいで、ほぼ毎回行っていますね。陶器市自体もですが、その後にハシゴする宇都宮餃子や佐野ラーメンも楽しみで。栃木おいしい!
というわけで少し時間が経ってしまったけれど、渾身の益子陶器市記事を連投しますよ。お届けするのは、ちょっとギョウザな栃木大好きっ子のウェブ屋です。
今回は友達の都合がつかなくなったので一人参戦。気ままに写真を撮ったりお店に寄ったり、連れとはぐれるはぐれないを気にしなくてよいし、久しぶりの愛車との水入らずデートでもあります。
そうなると人に合わせる必要はないし、どうせなら最終日に行こう。渋滞も少ないだろうし、早朝出て9時過ぎには着いて昼には離脱しよう、と。
とっ。
寝坊したー!!!!
たくさん寝た10時間くらい寝た!! ばーかお前ばかー!
…なんてな。これは巧みな「陶器市、残り物には福がある」作戦なのだ。それに、早く行ってたら事故ったり良くないことが起きたりするよって、神様が寝坊させてくれたんだよきっとそうぅわあぁぁああああああん寝坊したー!!
往路バタバタ
渋滞情報とルートを確認し、バタバタと出発したのが10時。高速も一般道も渋滞は無くスイスイで、現地到着が12時20分。
共販センター第2駐車場では「待ちますよー?」とやんわり制止する警備員さんを振り切って入りましたが、奥の駐車場が空いていたので待ち時間ゼロでした。離脱する人で回転が始まっていましたから、どの有料も少し待てば入れたかと思います。
ちなみに会期まっただ中だと、例えば10時前には着く計算で出ても真岡あたりからの大渋滞で1時間半から2時間近く取られます(迂回路を諦めた場合。通常時は20分ほど)。駐車場に着くころはすでに昼なので、やはり少し待てば入れます。いつもはこのパターン。
それはさておき。
私の今回のテーマは「お香を置く小皿」です。色はターコイズブルーがいいな。
だいたいどのようなものが並んでいるか見当がついてきているので、欲しいものもピンポイントです。それでも毎回、意外な出会いがあるんですけどね。
お店をまわる
陶器市行ったよ記事は読みますが、みんなよく知ってるよね。人気の皿を買うのに7時台に行って並ぶなんて普通らしいです。すごいね、早起きだね。
人気で有名な作品は確かにいいのでしょうが、人と同じの買ってもつまらないし、自分のお気に入りを見つけに行くのも陶器市の楽しみですよ。そうですとも。
こちら、リンクも貼ってあってわかりやすい。
★益子春の陶器市★春の陶器市マップ完成(ダウンロード可) | お知らせ-益子観光協会-
各種マップは観光協会の以下のページから。
益子の観光パンフレット -益子観光協会-
それではいきますよー
PRATO PINOさん
まず直行したのは、なにをおいてもというお店。いつもKENMOKUテント村で出店されている硝子屋さん。
いきなり陶器でも益子製でもないのですが、陶器市でお会いできるのをいつも楽しみにしているのです。九十九里のお店、今年こそは行ってみたい。
あれ、こんなお店あったんだ。
ネコだらけのお店。たかく民芸さんの裏、城内坂通りから少し入ったところです。
植木鉢の大塚さん(折越窯 大塚幸内商店)
共販センターを城内坂通りへ出てすぐ右側、鉢屋が向かい合っているうちの一軒。植物好きなら知らない人はいないはずのお店です。
窯元直営の植木鉢のお店ということで店先には植木鉢が多く並べられていますが、店内はほとんどが食器。折越窯は「おっこしがま」と読むらしい。折越窯にようおこし。(センス無い)
いつも多肉用に山野草鉢を調達していくのですが、まだ家にたくさん在庫があるから今回は写真だけ…のはずが、ポンと置いてあったお安いブルーのタンブラーをつい手にとってしまいました。
ジャパニーズクールなカメで梅干し漬け放題!
モスモスのお店&モスねずみの出店
どちらかというと植物をあまりやらない方に人気…といっていいのかな。大人気商品のモスモスと山野草、鉢などを売っています。
通りに出ているこの看板がおなじみの目印。
案の定友達は二回買って二回枯らしています。小さい鉢は乾きやすいので水遣りや霧吹きなど気を使ってあげてくださいね…
ただモスモスもいいけど、こちらも可愛かったな。モスネズミ?(という商品名ではありません)
陶芸メッセ入口バス停近くの手荷物預かり所近辺にあったと思うんですが、定かではないです。
いたるところでちょいちょい売り物の山野草が落ちているのも、植物好きにとってはトラップになります。益子は山野草ヘブン。すぐ近くに益子山野草園もあります。
メインで植物(主に山野草)を扱っているのはモスモスさんと、あと里山通りのまんなかあたりにいつも出ているお店がありますね。今年は城内坂通りで多肉植物を売っているお兄さんもいました。
益子焼&カフェ 壷々炉
通りから入るとオープンカフェ、奥に飲食店などがあります。
三年前にカフェで食べたこの味が忘れられないのですが、
一つ思い出した。益子ストリートの益子焼&カフェ 壺々炉前に出てる屋台?の、チャバタサンドセットについて来るコーンスープ。濃厚でアツアツで絶品でした。また次も食べたいです! #msktw
http://t.co/56YogYFz
— サル少佐'15 d(*n*)b (@salchu) 2012, 5月 5
残念なことにそのあと出会うことはなかった…。
このカフェで出している陶器のタンブラー使いがいいなーと思って、一年後に買いました。アイスコーヒーも美味い気がするんです。
青がきれいな琉球っぽい陶器のお店
迷って結局買わなかったのですが、毎回出店されているお店。看板撮るのをサボったので名前がわからないし検索しても出てこない。益子じゃなくて沖縄関係だったか…。
マグがほしい、カレー皿が欲しいなど器の種類もそうですが、色でロックオンするとあまり悩まなくて済むかもしれませんねー。
2013年はこんな写真を撮っていました。
きゃわ。
こまごまこまごまと、あっちを覗きこっちへふらり。自分の意志ではあるのですが、そぞろ歩きはつかれます。
風は涼しいのに日差しが暑くて、城内坂通り下の交差点に付くころには水筒のお茶がほとんど無くなっていました。朝ごはん食べてなかった、へばった。早いけど、どこかで一服しようか…と見回すと
友蕎庵さん(期間限定お蕎麦ブース)
あら、いつも行列になっている蕎麦屋に行列がない。実はいつも一緒にいく友人がそば好きじゃないので食べたことなかったんですよ。今日はチャンス。
もりそばをいただきます。
噛みしめるほどに蕎麦。
つけ汁がもう少し甘くて濃厚な方が合うかなと思いましたが、風に吹かれて食べるロケーションもあいまって最高。美味しかったです。
風兎窯さん
一昨年に購入してから毎回寄っている鉢屋さんです。
奥は店主さん。ニコニコ。
益子の土で作られた素朴な鉢。陶房なかむらさん前の一角に出店があります。
前々回の写真なんですが、この風合いに惚れたんです。水に濡れるとキラキラ光ってこれまた美しい。
今年もひとつ、平たい鉢を買いました。そしたら「いちごやりません?」って苺の苗を付けてくれました。ありがとう。
最終日っぽいなーというPOP。
脇のドアを見たら、さらに「70%」が足してありました。
まだ探してます…
よくわからないけどくせになりそうなキャラクター出現。うんk
大塚はにわ店さん
こちらでは毎回ハニワをひとつ買うことに決めています。武人やコマが多いかな。
ベランダの守り神です。もうハニワだらけ、になるはずが半年に一回くらいは割ってるんですよねこれ…
山野草のお店(ではない)
城内坂通り名物、山野草がすげー並んでいるのに売り物ではないお店です。店の前にも脇にもズラズラズラ。量も種類も多くて、これだけをよく管理されているなあといつも感心しています。
ある花のスナップを撮っていたら、「わぁコマクサが咲いてる。どこそこのどこ山でしか見たこと無いのよねー」とよそのお母さんがカメラを取り出していました。しばし、「すごいですよねー」「ねー」と歓談。
ハルサメソウという草のしべがすこぶる可愛くて一枚…
その瞬間風が吹いてブレた。ちっ
いつもは路地裏テントやかまぐれの丘も回るのですが、時間が足りなくて断念。城内坂通りからかまぐれの丘に登る途中の左側に、中華ちまきやカレーパンなどを売っている出店があります。こちらおすすめ。
やまに大塚さん
共販センターの隣にあり、ご家庭で使うような陶器やキッチンツールから飲食店、陶芸体験とほぼなんでも揃っているお店群です。
益子焼 やまに大塚|益子焼ショッピング・ランチ・カフェ・陶芸教室はやまに大塚へ
店内の一角で売られている「益子ラスク」が有名なのですが、私はいつも益子スコーンを買います。柔らかくて味が濃厚で美味しいんですよ。おみやげに是非どうぞ。
益子でスコーンといえば他に、ヒジノワさんに出店する東京スコーンが超有名。実店舗は墨田区なんですね、知らなかった。
大塚氏
そういえば今さら気づきましたが、お店の名前が「大塚」だらけ。益子町の大塚姓は、苗字界の二大巨頭である鈴木姓・佐藤姓を抑えて堂々の第一位。
栃木県芳賀郡益子町の名字ランキング 1位から100位まで | 同姓同名探しと名前ランキング
草の実さん
共販センターを過ぎて、里山通りを少し上のほうへ歩いて行くと見えてくる古民家。
ウイークエンド・ショップ「草の実」 – 草の実アップアップ・レポ – Yahoo!ブログ
柿染の布や麻、ガーゼ、アクセサリーなどが売られています。
今回は麻が気になったので、シンプルなストールをひとつ買いました。益子の陶器市はこうしたクラフト関係も充実しているので、そういう嗜好の方はより楽しめます。そうじゃない嗜好の方は、星の数ほどある飲食ブースでお腹を満たして。
陶知庵さん(あおいうつわの店)
里山通りから少し入ったところのお店。
いつも最後に一服する場所で、ランチやケーキが人気です。少し奥まっているので通りの喧騒から離れて休憩するには最適。風を感じられるテラス席がオススメです。
お店では湯のみやピッチャーなど「あおいうつわ」を使っているのですが、
「あおいうつわ」は料理店の隣で。庭の奥でもB級品を販売しています。
なお今回は身軽に動きたかったのでGR DIGITAL子ちゃんを持って行きました。軽くてよかったのですが気合が入らなかったみたいで、スナップ以下のつまらん記録写真を量産。
以前D40子ちゃんで撮った益子陶器市を見ると、やはり持っていくべきだったか。ここは2013年の益子陶器市をおおさめください。雰囲気は変わりません。
2013年春の益子陶器市 – an album on Flickr
益子陶器市は益子の焼き物だけでなく、他の地域の焼き物や特産物も売っているのが面白い。巨大な暮らしの蚤の市といったほうがわかりやすいかな。
陶器食器が並んでいるのを見るだけでも楽しい。
お店の人も楽しい。食べ物も美味しい。でもここ数年は行く店が決まってきちゃっているので次回、あらたな出会いを期待して。
混雑は本当に苦手なんですが、陶器市だけは行ってしまうんですね。へろへろになっても…
情報入手には「行ってきました」「戦利品」のようなキーワードでブログでの口コミを見つけるのもよいですが、
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などで検索すると、お店側の情報が見られるのでおすすめです。新作とか、直前情報が得られるかもしれません。
あとは天下のGoogle画像検索ですね。
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- 益子陶器市 人気作家
カタログか! くらいヒットしますから、見ていると時間が経ってしまいます。
はっ。
ブログの途中でした。
もっと近ければ会期中二回は行くんだけど。埼玉で益子陶器市やってくれないかしら。(なにを言っているのか)
続く!
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