【祝35mm】軽さに三度驚いたNikon D750購入
2009年、中古のD40でデジタル一眼デビュー
2010年、勉強せず使いこなせずコンデジに戻る
2012年、単焦点コンパクトGRDを買う
2013年、D40を使いこなそうと一眼に戻る
いいのが欲しい、まだ早い、せめてシャッターカウントが1万枚を超えるまでは撮りまくれ。目標を上回ってもふんぎりがつかなかった2014年。
いまどきのDX機へステップアップする?
迷っているあいだにフラッグシップのD300系後継が出ていたら、確実に行っていたのですがね。いたしかたなくD7000に照準を定めたり。
※NikonはAPS-C機をDXフォーマット、フルサイズ機をFXフォーマットと称する
「ステップアップ」って自分で言っちゃってるってことは、次なるステップアップでフルサイズに行くのか? いやいやいや…
DXだからどう、FXだからえらいということはないのですが、フルサイズ機となると主に価格の面で、そして気合いにおいてダンコたる決意がいるイメージ。そもそも私の使い道で、フルサイズは必要か?
でも、50mmレンズをフルサイズの画角で使ってみたい。24mmの広角の描写はどんなだろうか。意図したわけではないのに、所有レンズは一番最初に買った35mmの1.8Gを除いて全部FXフォーマット対応なんです。
こういうことを考えているときの愉しさよ。ふふふ。
個性派Dfは魅力的だったけど持ちづらすぎて箱っぽくてげんなり。D810はさすがにちょっと、といって600系は…というところに発表されたD750。
出た当初、一部でいろいろ叩かれたことは知っていますが、「フルサイズの足がかりとしてちょうどいいのが出たな」という印象以上のものはなかったです。旧FX機や操作系へのこだわりもないし。(参考:ニコンの新製品一眼レフカメラ「D750」はなぜ一部のユーザーに叩かれたのか – マルコメモ。)
そして2015年。
選ばれたのは
綾鷹ではなくD750でした。発売から8ヶ月、ボディ本体は20万を切ってきていまして、頭金とニコニコローンを併用して…。私の残業代の結晶です。
私は状態が悪くなければ中古機に抵抗もないし、次も値下がりした中級以上のカメラを中古でと考えていたのに、まさか新品を買うとは。あ、このカメラについては新品と中古で1万ちょっとしか変わらないんですけどね。堅い、堅いわNikonブランド。
D750 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
直接のきっかけは先日のガーデニングショウでした。以降回想シーン。
- 長らく単焦点を二本持参して会場で付け替えていたけど、大三元やっぱりいいのかな。でもカメラ一台分しちゃうしな。(ぼけー)
- SNSで先輩カメラクラスタに「それよか本体買い換えじゃね」とそそのかされ
- その気はなしにマップカメラWebを覗くと、ショッピングクレジットの金利0%キャンペーンをやっている…しかも私が退職する5月末まで…(ぼけー)
- 7年半頑張ったご褒美。これは神が与えてくれたタイミング…(ぼけー)
- ポチッとな(ぼけー)
……わーポチリやがったー! せめて実機触ってからに…
長らく悩んだわりには、背中を押されたと同時に即決しちゃったのです。こういうことでもないとまたしばらく悩んだことだろうから、衝動買いといえば衝動買いだけど良しとする!
三度驚くD750
購入より三日後、受け取り先に指定していたコンビニにブツが到着。
梱包自体は大きかったんだけれど、レジで受け取ったらびっくりするほど軽いんだ。間違ってレンズ一本ポツーンと入ってたらどうしようって不安になったほど。
おそるおそる開梱したらよかった、入ってる。
包みを解いて、マリアナ海溝みたいなグリップ部を握って二度目のびっくり。なんだこれは、ホールド感すさまじくて持ちやすくてめちゃめちゃ軽いよ。
レンズを付けてみて三度目、さらにびっくり。
本当になんなのだ、なんでこんな重くないんだ。比較に持ってみたD40+55mm microのほうが全然重く感じるぞ。
計算はこう。(本体はバッテリーやカード込みの重さ)
- D750(840g)+AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(185g)=1025g
- D40(526g)+Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S(290g)=816g
私、アホですね、どうしても信じられなくてキッチンはかりに乗せましたよ。55mmは金属のフードが付いているから実際は計890gくらい。D750のほうを乗せたら「EEEE」、1000g以上で測定不能。確かに重い(当たり前
今日びのデジタル一眼は重い
例えばNikkorの35mmGレンズを付けたときのD40は、それこそそのまま飛んでいきそうなほどに軽い。
そんな軽いカメラだけを扱っていたので、前にカメラ屋の店頭でレンズを装着したカメラを構えてみたとき、比較的軽量なはずのD7100ですら重いと感じたんです。フルサイズならもっとです。
これではどんな新しいカメラを買っても、取り回しが疲れるようになってしまうのはしかたないのかあーと思っていたんです。それなのにD750は。
ほら、重くない。とナウシカも言っちゃうレベル。見たこと無いけど。
バランス然り力のかかり具合然り、握って持って感じる重さは単なる総重量の比較ではないのだけれど、それはいわゆる錯覚でしょう。錯覚させすぎ。貴方は本当に罪な人ね。
とにかく軽い軽いということを全力でお伝えしていますが、比較の対象がレンズを装着したD40(以外の一眼を知らない私)であるところが今回のポイントですので、参考になればと思います。なるのかな。
ちなみに、私の右手はつかから中指の先まで17センチ、握力は高校時で42。深いグリップを奥までホールドでき、かつ小指でFnボタン、中指でPvボタンに届くジャストサイズの大きさでした。参考に…なりますかね。
D40は不滅です
D750はデジタル一眼としては二台めになります。いっぽうD40は去ること9年前、2006年発売のエントリーモデル。
AFなんて三点ですよ。ISOはいいとこ200か400まで、オートフォーカスが使えるレンズが限られる、液晶モニターの大きさも解像度も…それに比べて2014年のカメラは(略
でもおかげでいろいろ勉強できたし、マニュアルフォーカスレンズの楽しさも少しわかってきた。一回不注意でゴミが入って新宿に持って行った以外はトラブルも無いし元気。これからもよろしくねD40子さん。
D750のストラップは到着に合わせて購入しました。
たとえフラッグシップ機を所有したとしても、機種名入りストラップは私はいいや…。それにカメラ女子はストラップ交換が命っていうじゃない? やだー青いラインがおしゃれー(黙ってろ
さて、分厚い説明書を読みつつ目からうろこを落としていこうかな。
ディスカッション
コメント一覧
おいおい、退職ってなんだよう。
他所行くの? もしかして…
他所、っていうから社内の人からのコメントかと思ったじゃないか(笑)
とりあえずもうここでできることはないし、事情もあっておさらばさー