【キチンと小ネタ】流しの水切りカゴ編
しばらく間が空きましたが台所物語は続きます。地味だけど。
これは幾多の困難をものともせず、物であふれる台所の整理整頓を推し進めた以下略のシリーズ…
- キチンをきちんと。整理整頓事始め(2015年4月6日)
- 続キチンをきちんと。台所収納編(2015年4月8日)
- 続々キチンをきちんと。調理台とコンロまわり編(2015年4月24日)
よりミニマムな台所のあれこれ、小ネタとなります。
前回、写真に写っていながら言及しませんでしたが、シンクまわりもストレスポイントでした。洗剤やスポンジやタワシやなんかで蛇口まわりがごちゃごちゃしているし、シンクはシンクで…
水切りカゴを置くスペースがない
コンロの右脇に20センチも幅が取れるなら、シンクの左脇に10センチでもいいからスペースを取って欲しかった。洗い物は料理中にもするんだよ、調理台に水切りカゴをどでーんと置けってか。
と設計士さんに文句を言ってもしかたないので、入居してこのかたはシンク向かって左側に、幅を取らないスリム型の水切りかごを渡しておりました。こんなの。
でも10年間で足のゴムはとれ、さらにネジが一個飛び、皿を置くと重さでへちゃーと崩れるようになってしまいました。そろそろ潮時ね。
逡巡する
今度は正面に蛇口をまたいで設置するタイプにしてみる?
洗い物を置くたび水が腕を伝ってきて濡れそう。ごちゃごちゃして見えるし。
シンクにはまるD形にする?
常に場所を取られるし、三角コーナーを置くとさらに狭くなるし、先に置いた食器が他の洗い物をしているときに汚れそう。
壁突っ張り水切りかごにする?
強度も心配だし、圧迫感がある壁面つっぱりは台所にひとつで十分だ…
いや待て。
そもそもカッチリした水切りカゴはうちに必要なんだろうか。しまうのがおっくうになって、水切りカゴからコップや皿を取ることもしばしばじゃないか。
水切りカゴを安住の地にしてはいけないのだ。
選ばれたのは
「くるくる丸めてたためる水切り」でした。棒がステンレス、両端がシリコンで滑らないようになっているもの。
こんな作りのものが(といっては失礼だが)数千円、悪くすれば10000円超えてるものもある。国産だか某国製だか、少々良い物を使っているのか知らないが、所詮ステンレス棒とシリコンですよ。
奥さん、ニトリだと700円だよ。ニトリの通販かお店に行きなさい。
実際の使用例
ほとばしる生活感。実際の使用例がこちら。
そこそこであれば重さには耐えられますが、載せ方にはちょっと工夫がいりますね。まあ洗い物を溜めなければよいのですけど。
立てることができるのはある程度厚みのある食器だけ。薄いお皿は伏せて重ねて置くことになります。カトラリー類や細かいものはすき間から落ちやすいので
別途、100円ショップで買った冷蔵庫用のトレイを置いています。嬉しい誤算で幅がピッタリ。うまいこと棒に引っかかるので動きません。
たためる水切りのデメリット・メリットをまとめると
デメリット
ステンレスって錆びないものだと思っていたのですが、立てて乾かしていたらサビ様のものが出たんです、シリコンとステンレスの棒の境目に。下になって水が溜まっていた部分。駄目だこいつ、横にして乾かさないと。
あとは繰り返しになりますが
- すき間から落ちる可能性がある
- カゴ型に比べて量は置けないからこまめに洗って乾かさなければいけない
- シンクの奥行きに合った長さを選ばないと安定しない
実際使いつづけてみると、デメリットというほどではないんですけどね。
メリット
シリコン部分とステンレス棒は取り外せるため、汚くなったら個別に洗ったり漂白したりできます。サビが出なかったとしても雑菌はたまりますしね。
うちには乾かし用のカゴが別にあるので、たためる水切りは一時置き場とすればいい。シンクまわりはすべて片付けて水気も拭いてしまう。たためる水切りも一緒に拭いて乾かしてしまう。
シンクまわりがすっきりするし、余計なものがなければ掃除もしやすくて清潔に保つことができるのが一番のメリットかな。
不便に感じることがあったら他を考えようと思っていたけど、半年近く使って困ることはなかったので本採用とします。一人、二人暮らしぐらいまでならおすすめ。
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