Spotify利用一ヶ月経過、プレミアム継続宣言
およそ一ヶ月ちょっと前、招待制で日本国内でのサービスが始まったSpotify。
動向を知っていた人はともかく、「なんで自分に招待コード? Spotifyなんだっけ?」という私のような人も少なくなかったんじゃないだろうか。もちろんメールアドレス登録をしていたから来たんだけど、履歴も残っていないし覚えもない…うん、歳かな。
Spotify(スポティファイ)とはつまるところ、月額ナンボを払うか、制限有り無料かで利用できる音楽ストリーミングサービス。その人が聴くジャンルやアーティストによってはまったくの用無しだろうし、マッチすれば便利に使えることは間違いないです。
サービス内容や料金的にはApple MusicやGoogle Play Musicと競合するのだけど、AppleさんやGoogleさんに身も心もどっぷりの私でもこれら、いまひとつフィーリングが合わなかったんですよね。
そしてなぜSpotifyなら使い続け、プレミアム料金を払っていいと思えたのかも、「なんとなく」「使いたい気になったから」という漠然な理由しかありません。
人と人って、そんなものよね。(アンニュイに髪をかきあげながら
仕事中BGM、リラックス時BGM、お掃除BGM、おやすみ前にジャズなプレイリストを…と、家にいる時間の半分以上かけっぱなしです。
わたしが思うSpotifyのよいところ
Spotifyを紹介する記事はもう、たくさんあると思うので、自分の良いと思ったところだけ。
1. シームレスなところ
MacやiPhone、iPadにSpotifyアプリがインストールされていて、同じアカウントでログインしていることが前提ですが。
例えば外出しながらiPhoneのSpotifyアプリで音楽を聴き、家に帰ってくる。
再生したまま母艦iMacでSpotifyを立ち上げると
緑色のバーで、他デバイスで再生していることがわかる。これを
デバイスリストで切り替えれば、同じところから再生を…というか、再生をぶんどることができます。また、他デバイスで再生中にiOS端末のSpotifyを立ち上げると
状態の確認ウィンドウが出ますね。
この段階で「次へ」、例えばiPadでのSpotify再生を保持すると、再生や一時停止、プレイリストの選択など、Spotifyに関する操作をiPhoneから行うことができます。
「Spotifyアプリのインストールされたデバイスがリモコン代わりになる」
これが素敵ポイント。iTunesでもホームシェアリングやRemoteアプリで同じようなことができますが、Spotifyはもっと簡単お手軽です。
※あまり無いケースだと思いますが、MacからiOSデバイスに再生を受け渡すときは、ロックが解除されてアプリが立ち上がっている状態でないとだめみたいです
2. プレイリストの充実っぷり
Spotify公式が作るプレイリストだけでも五万とあるし、好きなジャンルで検索すればたいていのプレイリストはあります。
アーティストページとしては、テクノ方面のDJさんも揃っているし、クラシックや吹奏楽分野の作曲家さんなんかも。そして普段自分が聴いているアーティストやグループはけっこうSpotifyに参加されていて、申し訳ないけど、これではCD(音源)買わなくなるよ…という感じでフォローしまくっています。
とはいえ、プレイリストが充実しすぎていて、アーティスト別のランダム再生までまだまだ追いつきませんねー…
明確に利用と課金の決め手の理由を挙げるなら、この1番と2番でしょうか。
3. iTunesの曲やプレイリストをインポートできる
- Macの場合:環境設定→ローカルファイルから曲のインポートが可能。デフォルトでは内蔵HDDのライブラリを読みに行くので、外付けにライブラリを移動している人は「同期先を追加」する必要がある。ただし曲単位でインポートされるだけだし、ローカルだから他デバイスで反映はされないし、正直要らない子。
- iOSアプリの場合:設定→My Musicのインポートで、デバイスに同期されているiTunesプレイリスト/アーティスト別/アルバム曲単位でインポートできる。他デバイスSpotifyの「プレイリスト」にも反映されるので、インポートしておけば、再生アプリはSpotifyひとつで済む。
4. 歌詞表示が気が利いてる
歌の進行に合わせてスクロールされるんですよね。これ「カラオケ機能」っていうらしいんですが。
Spotifyがやっとやってきたのでカラオケ機能を試してみた (2/3) – ITmedia ニュース
もちろん全部ではなくて、プチリリに対応している曲の歌詞が表示されるようです。
UIもクール。
いやあ、歌える歌える。
Mac版のほうは、ちょっと残念なデザインなのでやめておきます。
これ以外に細かいところでは、自分が使うRunKeeperというアプリにも対応しているのがささやかな利点ですかね。
仕様かもしれないよくわからない点
Macで、内蔵やAirPlayスピーカーで聴いているとき
「そうだヘッドフォンで聴こうー」
と、Bluetoothヘッドフォンの電源を入れてMacとBluetooth接続がされると
「この曲を再生できません」という警告がでます。こうなると再起動するまで何の曲も再生できなくなります。
なおiPhoneでは、iPhoneスピーカーからBluetoothオン・接続してヘッドフォンに切り替えても問題はないです。
プレミアムのうまみはあったのか
オフライン再生は使わない、挿入される広告についてもラジオみたいだなーくらいで邪魔に思ったことはなく、音質にそれほどこだわるほうではなく、シャッフル再生しかできなくても不満に感じることもなく…
単に一ヶ月無料で使えるのならありがたく享受してみようかと思った口です。
そしてありがたく享受して堪能したのち、プレミアム機能への課金というよりは、快適に使えていることへの対価は払ってもいいと思えました。ただし代わりにKindle Unlimitedを解約しましたけど。
無料でも、機能的な制限こそあれ、聴ける曲に差はありません。「特に決まったアーティストというよりはテクノを聴く」「ハウスが好き」「クラシックやジャズもたまには」「おまかせで聴きたい」という方には最適だと思うなあ。
最近はネットラジオサービスも以前より下火だし、作業用BGMにマンネリ化の波が来ていたのですが、Spotifyでまた楽しく音楽漬けの日々を送っています。
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