手に馴染む高機能ランチャーアプリAlfred:序

2013年4月11日Webサービス・アプリAlfred

うーん何から書こうかな。
Alfredの話は前から記事にしようと思っていたのだけど、あれよあれよと年が明け、あれよあれよとバージョン2。撮ったキャプチャもやたら古いっちゅーの(あるある

ではご存じない方向けに軽くさくっと。他の方は寝ててください。

Alfredとは何者か

Alfred

Alfred バージョン1 設定画面(クリックで拡大)
  • AlfredとはMac用(OS X 10.6+)のアプリケーションランチャーである
  • Alfredとは検索ツールである(ネット、ファイル、ブックマークなど)
  • Alfredとは計算機である
  • Alfredとは辞書である
  • Alfredでシステムコマンド入力ができる

ランチャーとしてはここまででも十分すぎるくらいだけど、追加機能が使えるようになるPowerpackライセンスを購入すると…

  • Alfredで連絡先にアクセスできる、URL履歴が使える、iTunesコントロールができる、1Password連携、クリップボード管理ができる、スニペットを登録して使える、ターミナルのコマンドを実行できる、設定をDropboxなど好きなフォルダに保存できる、テーマのカスタマイズができる

さらにWorkflows(※)を追加していくと…

  • ホットキーを使ってiTunesをコントロールできる、Evernote検索ができる、ツイートやリプライなどTwitterの操作ができる、Transmitのお気に入りにアクセスできる、短縮URLが作れる、お天気表示、リマインダーに追加…

一例なので書ききれませんが、何個ものアプリケーションを統合しちゃったような感じ。ランチャーの枠を超えた何か。それがAlfredです。(2013.4.12 無料版とPowerpack導入後の機能がごっちゃになっていたので一部追加修正

現在バージョン1.xはフリーのMac App Store版しかないですね。公式サイトからはもうリンクが消えています。V1とV2は別アプリ扱いになってるんで、しばらく残しとこ。

※インストール、もしくは自作できる拡張機能。バージョン1でのExtentionとホットキー作成機能がバージョン2ではWorkflowsに統合された。Extentionとの互換性はない。1から2へはExtention以外の設定をインポートできる(Alfred v2.0.1: Importing Settings from Alfred v1 | Alfred App – Mac OS X Quicklaunch Application)。

読みたくなければ飛ばすがいい我がキーボードランチャーとの出会い

最初は、人気があったQuicksilverを使っていたんでした。

馴染めなかった要因は当時、Quicksilverで検索すると日本語が通らなかったことかな。あとはこまごま。フォルダ開いてそれを複製して移動してどーのこーの…なんて操作は自分の場合Finder開いたほうが早いよと思ったり。あまり楽しがることができなかったんですよ。

そもそもキーボード派になるにはタイプミスが多すぎて意味なくてー。ホームポジションというものを無視して入りましたから、私のキーボードはなんていうんでしょう、全体的にテラテラしてるんです。タイピングが遅いわけじゃないけど無駄が多くてうるさい。

でもAlfredなら日本語も通るし大げさじゃないし! とインストールしてみたのが2010年のいまごろでした。バージョンは0.5beta。ただ最初はSpotlightと変わらない使い方のまま。無料だからいいけどなんだかなあ、と起動だけさせて気まぐれに使うような状態がつづいて。

Powerpack導入後(クリックで拡大)

ある日ふと環境設定を見たら、へーこんなこともできたんだ。Alfredでパソコンのスリープなんかもできちゃうんだ。ほほう。

そこに無限の可能性を感じ(大げさ)、メルマガでの「Alfredが1.0になったよ!」というお知らせでPowerpackが3ユーロぶん安くなっていたのでお布施するにいたりました。2011年12月のことでした。

Awesome!

今では手に馴染んだ欠かせないツールとなり、バージョンアップされたAlfred V2を「あれーどうなってるのこれー」と言いながら楽しくいじくっています。いい話だなー

Alfred二つの格言

Powerpackライセンスや無料最新版を入手したければ公式サイト
Mac App Store版はあるが、Powerpackを購入できない仕様である(AlfredでPowerpackを使う場合にはMac App StoreからDLしてはいけない)。そもそも最新版が公式サイトにしかないんす。Sandboxな大人の事情。TextExpanderもそうですね。
NO Powerpack, NO Alfred
Powerpackライセンスを買って機能拡張するのでなければ、OS純正Spotlightで十分。

私も無料版でずっと使っていたので、検索やランチャーだけでも手に馴染むツールであるのはわかります。ただ、なんかしらの拡張が自分の手にハマったとき、そうあなたはもうPowerpackからはなれらーれーなーいーはーなーれーたくなーいー

あんまり長いと(自分が)飽きちゃうんでここまでにしとこう。続き書きます。

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