朝は時鮭定食ですよ
時鮭。時知らず。それはうまいもの。
時鮭(ときしらず)と鮭児(けいじ)は、ロシアのアムール川あたりから下りて来てまだ成長途上の状態で獲れる鮭のことです。(中略)栄養素が体に凝縮されているので油のりも身の締まりも抜群です。 時鮭は時期はずれの5月?7月位に北海道太平洋沿岸を通って行きます。(白鮭と時鮭(ときしらず))
実家にいたときは時期が来ると食べたものですが、一人暮らしになってからは自分で時鮭を買うようなセレブリティを味わったことはありませんでした。デパートなどで売っているそれはね、高いんですよこれが。しかもいい加減なものを買うとまったく美味くない…というよりただの鮭。なわけで、自分の中では時鮭=高級品。
ただ一昨日あたりにいきなり食べたくなってしまったのです。twitterのタイムラインに「時鮭」の単語があったというそれだけで。まったく、twitterってば、他の人が食べてツイートしたその食物が無性に食べたくなったり影響されたりしちゃうWebサービスなんですのよ。
カレーって言われたらカレーが…
ラーメンって言われたらラーメンが…
豚しゃぶって言われたら豚しゃぶが…
いかんちょっと腹減ってきた。本題に戻ろう。
実は、スーパーに寄ったときには「鮭ならなんでもいい」だったのです。とにかく次の日の朝には、鮭を焼いたのとお味噌汁とメシツブが食べたかった。
だがしかし。あったのです、時鮭がひとつだけ棚に。
お値段三匹399円。安っ。安めぐみっ。
18穀米ごはん、味噌汁、時鮭。
ごはんの分を考えないとするなら、この食事は150円くらい。安っ。やすめg
でこの「399円割ることの3」円の超安価時鮭ですが、満足しちゃったんだなおれ。ああ、安い舌になってしまった。やっぱりグルメな猫にはなれないよママン。
もちろんお高いものだともっと身が厚いし、油の乗り方も尋常ではなくかつ素敵な塩加減なのですが、その昔アメリカの誰かが言いました。「空腹は一番の調味料」と。
本当に腹が減って減って減って減って動けずにいるとき、もしそのときに奇特な誰かが日清のカップヌードルを恵んでくれたとしたら、それはどんな高級おフランス料理にも、お中華料理にも、おトルコ料理にも勝る食物となるのです。
…あ、三大料理を引き合いに出しましたけど、自分自身が特別視しているわけではありません。そうだな、やっぱ美味いのは自分で作るショウガ焼きとか、鮭チーズおにぎりとか、自分で焼いた満州の生ぎょうざかな。
なんだか話がまとまらなくなって来ちゃった。
つまり今日のお話を一行で要約すると、「そういえば冷凍庫に餃子が残ってたんだった!」ということでした。さらばごきげんよう。
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