アプリコットジャムを使った豚肉のしょうが焼き

2011年4月12日料理Web屋の晩ごはん,生姜

お久しぶりになりましたが毎度こんちは。ウェブ屋クッキングのお時間です。

私は豚肉が好きなんだけれど、豚肉といやあ一番か二番か三番くらいまでには出てくる定番メニュー「しょうが焼き」を最近作っていないのではないか。ブヒ好きとしてちょっと許されないのではないか。うむ、作ろうすんごいしょうが焼き。ひとりでできるもん!

しょうが焼きの作り方って…?

こんなん、てけとーな合わせ調味料に漬けておいて焼くだけでそ? と一応検索してみると、すぐにヒットしたのが常識をくつがえすタモリ流の “豚生姜焼き" を実際に作ってみた! – ガジェット通信や、その元ネタのタモリ流豚のしょうが焼き (『タモリ倶楽部』の「台所で呑む 最終章?タモさん料理」で紹介された新解釈生姜焼き) – 関心空間。うそん。豚肉を前もって漬けておかない、だと…

目からウロコというよりはそれまでの自分や母親を否定された気がして寂しかったのですが、実際作ってみるととても美味しかったのでどうでもよくなりました。今度母親にも教えてあげようと思います本当にありがとうございました。

しかしわずかに残っていた私の自尊心が、タモリさん風レシピを真似ることを拒んだ…! というより家にたまねぎが無かったのでございます。いってもしょうが焼きの作り方なんてそうそうアクロバティックにはならんものですから、工程は似たようなものなのですが。

ということで参考にさせていただいたのは以下のサイト記事。3分クッキングさんでは合わせ調味料にジャムを入れるヒントを、drk7jpさんからは合わせ調味料の配合や作り方を。

材料とレシピ

材料は1人分。豚しゃぶしゃぶ用おにく200グラム、しょうが、アプリコットジャム、小麦粉、塩コショウ、醤油、料理酒、レモン果汁。あとは付け合せ用のお野菜。調理時間は、下ごしらえや野菜を切るの合わせても20分くらいかな。

  1. 1 しょうがは、すりおろしたものが大さじ2になるくらいスりまくる。豚肉は微妙に塩コショウして下味をつけ、小麦粉をはたいておく(注1)。野菜は各自ご用意ください。
  2. 2 【合わせ調味料】醤油大さじ2、料理酒大さじ1、しょうがすりおろし、アプリコットジャム大さじ1(注2)、レモン果汁5滴ほどをボールで混ぜあわせる。
  3. 3 フライパンにオリーブオイル(なければサラダ油)を引き、肉を並べて裏表焼く。(注3)
  4. 4 火が通って焼き色がついたら余分な油を拭き取り、合わせ調味料をかけて炒め合わせる。
  5. 5 できあがり! なんか簡単!
  • 注1:鶏の唐揚げ粉を付けるときのように、ビニール袋に少量の粉と肉を入れ、空気を入れてふくらませてワッサワッサ。とやるのがめんどくさかったので茶こしでシュパパパと振っただけです。神経質に満遍なくやる必要もないような。
  • 注2:マーマレードやチャツネでもいいと思います。酸味甘味が半々くらいのジャムがいいかな。
  • 注3:タマネギを肉の後に投入するのもいいと思います。ただその場合は、タマネギの甘さもあるのでジャムは控えめにしたほうがよいでしょうね。

甘さの加減はジャムの多さで調節できます。優しいこってりとした味付けにしたければ、ジャムを大さじ1.5くらい。ちょいシビアにしたければ控えめに。そんでもってできたしょうが焼きがこれだ!

アプリコットジャムを使った豚肉のしょうが焼き

(高解像度の写真は Flickr に掲載)

見事な照り! シズル感たっぷり! こってりな中にも爽やか三組!

豚肉のしょうが焼きオンザライス

でまあ、これをこのようにしましてな。(左手でシャッター押したためブレブレなので写真の拡大はしません)

しょうが焼きオンザライス!
濃い目の味付けがご飯にあうあう! ごっはんがごっはんがススムくんたぁアタイのことさ!

味を染み込ませないしょうが焼きがナンボのもんかと思いましたら、これ以上はないというほどしょうが焼きでした。あらびっくり。

今回のお料理のポイントは、しょうが焼き用ブヒ肉ではなくしゃぶしゃぶ用のそれを使ったこと。ひとくちサイズになるし、なんといってもこの肉の柔らかさ。もう昔には戻れない。

そしてジャムが予想以上にいい仕事してくれた。これは収穫でした。おすすめです。

そういや私、外でしょうが焼きを食べる時には必ずマヨネーズをもらっているんですけど、それすら忘れるくらい普通に食べてしまったわ…ほなほな!