「Weet for Mac β」ミュートやinstapaper対応のtwitterクライアント
最近のえこーほんイマイチだなあ。Tweetie、あったよねえ懐かしい。
Nambuはアップデートごとに重たくなっていく気がするし。そんな中、べあだるさんの記事 キーワードブロックとユーザーミュートができるシンプルなTwitterクライアント『Weet for Mac』(Macの手書き説明書)で知ったのがこちらのMac用Twitterクライアント。
Weet for Mac
iPhone版が先にあって、今回デスクトップ版のβが公開されたとのことでございます。記事を書いている時点でのベータのバージョンは0.8.9。まだいろいろ盛りだくさんなので、入れるか入れないかはあなた次第。ミュート機能だけでも使ってみる価値はあると思うけど。
一番左がWeetのタイムラインウィンドウ。比較のためにキャプチャを撮りましたが、洗練されたEchofon(真ん中)という感じが当を得ているかなあ。インタフェースの綺麗感はTweetie(右)っぽい気もしますけどね。
下は左から、リストタブ表示・ユーザ情報表示・会話表示。今回参考にさせていただいたveadarさんリスペクトってことでひとつ。
一番右だけモザイクをかけていませんが、万が一chacoさんこの記事をご覧になったらこちらも事後承諾ですんません。いやたまにはWeb屋っぽい会話をWeb屋さんとするんですよ、というアピールをね?(実にいやらしい)
クライアントの特徴というかね。
一般的なことはできるわけで、全部書いたらキリがないのですが例えば…
- マルチアカウント対応。これは嬉しい、というより必須ですからねー。
- 会話表示・リスト表示・検索表示/保存。リストと検索保存もクライアントには常備されるたぐいの機能になりましたなあ。会話表示は一瞬分からなかったけど、ツイートバブルをダブルクリックすると出てきました。
- ユーザや単語のミュート機能。これでしょ。これでしょ欲しいのは。そもそも「リムーブすればいいんじゃね」という議論は無しで。あるでしょうたまに、好きなユーザさんでもえんえんと何かの実況をしているときが。見たくないハッシュタグを付けているときが。土曜日や日曜日の、F1結果ネタバレに役立ちそうです(笑)
- あとで読む(instapaper/Read it later)対応。これ、Macのクライアントで対応してくれたのが嬉しいな。ブラウザで開く前にやりたいんですよね。これで無用なFavoriteが減るはずです。そうよ私のFavoritesはブックマーク代わり。
- ユーザアイコンをクリックするとユーザの情報へ。なにげない画面遷移がふわっ、ふわっとエフェクト付き。
- ツイート入力部では画像アップロードとURL短縮が可能。ハンドルで最小二行の高さまで小さくすることができる。
- さらにツイート入力部では@を打つとユーザ名補完(なんとアイコン入り)ができるんだけど、超不完全なので参考までに。惜しい非常に惜しい。
下は環境設定です。画像アップロードはTwitpic/Posterous/MobyPicture対応、短縮URLはbit.lyのみ。
別にあの…私がたまにうざかったらMuteしてもいいけど…うええん。
Muteユーザの復帰や追加、キーワードブロックの追加削除はAdvancedタブで。キーワードはここからでも、ツイートバブル内を文字選択してコンテキストメニュー表示からでもいけますですよ。
できないこと・直って欲しい/直ってくれるであろうところ
いろいろあります。普段使っているクライアントと比較して「うーん…」と思うところも多々あります。が、まあ…他のクライアントのいいとこ取りをしつつ、良い感じになればな。
- ツイートに対する各種ショートカットがない(リプライやRTやふぁぼ、会話表示など…)→New Tweet、ダイレクトメッセージに対応 [ver 0.9.0]
- TLの自動更新のタイミングがアプリケーションまかせ。たぶん3分くらいだと思うんだけど。それと読み込みのインジケータが出たりでなかったりなので、今リロード中なのかが分かりづらかったり。
- 公式RTしかない、つまり非公式RTができないざまあ。→公式かOld Style Retweetかを環境設定で選択制に。ちっ。[ver 0.9.0]
- フォント調整が大小の二種類しかない。見ばの調整はもうちょっとできるといいな。
- Mentionなどがあった場合にメニューバーアイコンの色が変わるんだけど、アカウントが複数ある場合、二番目三番目のアカウント宛てにMentionがあっても、そのアカウントに切り替えていないと色が変わらない。
- ツイートをマウスオーバーすると、バブルの中に操作ボタンが表示される分、文字がはみ出てずれる(見えなくなる)。
- ウィンドウサイズを変えた場合に、ツイートバブルとその内包物がずれる。
- ふわっふわっとエフェクト付きはいいが、反面タブやメニューの切り替えがもたつく。スクロールなどは軽快なのに惜しい。
- リストを読み込まなかったり、ツイートの取得漏れがちょいあったり。あれ、RTのボタンが効かないよ? とか。
…やっぱつかえねーよこのクライアント、とか言ってないでさっさと再起動すればいいじゃん。ベータってこと忘れちゃだめー。どんどんフィードバックしていきましょ!
なんてったって走り始めたまーいれぼりゅーしょん、のベータ版ですからね。
自分としては「マルチアカウント対応・ミュート機能・あとで読む対応」がとにかく嬉しい。せっかくiPhone版クライアントがあるのだから、Echofonのように同期機能もそのうち付いたりするんだろうな。今後のアップデートを楽しみに見守りたいクライアントだなあと思っております。
追記
絶賛ベータ中のWeet for Mac。今日version 0.9.0にアップデートしていました。以降、上で書いたものも変わっていくかもしれませんので参考までに。
Weet for Mac 0.9.0
- Fixed Accented characters in compose tweet
- Fixed instapaper window resize
- Fixed long username display in tweets
- Fixed link mouse over
- Fixed tweet selection
- Little Improvments/Fixes
- Added Compose Shortcut (CMD+N)
- Added DM shortcut (CMD+SHIFT+N)
- Added URL Scheme (weet://)
- Added Option to hide weet when it looses focus
- Added Search auto refresh
- Added Lists auto refresh
- Added option to scroll to top on new tweets
- Added option for old style retweets
- Added first version of Drag and Drop Image uploading
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