ぶらっと益子陶器市2016春回想 (2)トラブルとマルシェとイタリアン
益子道中前編からの続きです。
宿に着いて一息入れて、さあ散策をはじめようかい…と歩きかけたとき、二つめのトラブルが発覚したんですよ。
友達「あれ」
さる「どうした」
友達「…サイフ、ない…」
さる「えー!」
車の中や宿の部屋、大きい荷物、あらゆるところを探したけれど無い。往路で落とした説が有力らしいがどこかは見当がつかない。最後に寄ったコンビニではサイフを使ったらしい。
「よし戻るか…寄ったコンビニと、事故現場まで」
実は往路にもうひとつ、アクシデントがあったのです。
自分が事故ったわけじゃないんだけどね…
(1)の記事では県道1号で向かい…とさらっと書きましたが、Googleマップナビのおせっかいでさらに辺鄙な道へといざなわれていた少佐カー。
狭い道をくねくねと走っていたのですが突如、路肩に突っ込んで通せんぼしている車が。この日は実家のSUVを借りてきていたため通れず、引き返すはめになりました。…いやしかたないけどね、車の脇にいたお姉ちゃんたちもさ、少しは申し訳ない的なジェスチャーしたらどうなのかな。なんで突っ立ってこっちガン見してんのかな。
友達はそこで様子を見るために降りたとき落としたかも…というので寄ってみたのですがねー。コンビニにも寄って訊いてみたけれど、結局有力な情報もないまま宿へ戻ることに。
この旅、呪われているのか…?
(私的な話で申し訳ないですね。そろそろ本編が始まります)
宿に戻ったら、お昼はとうに過ぎておりました。
早く散策はしたいけど、喉も乾いた腹も減った。なにより疲れた。
陶芸広場つかもと
古民家古木さんを出て数分すると、見えてくるのが陶芸広場つかもと。「ましこのマルシェ」を含むいくつかの店舗が集まっているところです。
陶芸広場つかもと|益子焼のつかもと「栃木県益子町最大の窯元」
マルシェさんは、いつも行こう行こうとして時間がなくて断念するところ。
「わー! 野菜!」「わー! 炭!」などとやっていてここではまったく写真を撮っていないので、雰囲気はリンク先参照のこと。なんでも、益子に道の駅を作るための実証店舗なのだとか。
平成28年秋頃にオープンを目指す地域振興拠点施設事業の一環として、実証店舗を設置しました。ましこのマルシェは農産物などの販売を通し、農産物・加工品の充実や道の駅の運営方法を検討することを目的としています。(ましこのマルシェ | 益子町公式ホームページ)
そしてごく最近ですが、晴れて「道の駅ましこ」ができることになったそうです。おめでとうー!
マルシェの店内で気になったのはこの大日まんじゅう。皮がモチモチでうまかった! 駐車場を挟んで同じ敷地内にある「日向宿まんじゅう茶屋さん」で売られている商品です。
ベンチで休んでいたら、地元野菜で作ったドレッシングをテントで売っていたおばちゃんがお盆を携えてやってきました。
「余っちゃうからこれ食べて! 好きなのかけて!」
お盆には数種類のドレッシング瓶と、新鮮そうなサラダがのっています。買わなかったけど、にんじんドレッシングがとても美味しかったです。にんじんドレッシングって普通甘めなんですけど、こちらのはほとんど甘さがなくてよかったんですよー(なら買えよ
洋麺食堂
そんなこんなでメシ休憩に入ったのは、マルシェの隣にある洋麺食堂さん。
店内は10卓くらいのテーブル席で、益子ストリートまで歩いて少しの距離にもかかわらずゆったり過ごすことができました。食べ物屋さんはどこも混んでいるのですが、こちらは穴場だと思いますよー。
超絶薄いマルゲリータピザが絶品でした。
その日の散策は2時間ほどしかとれなかったので、坂の下まで散策したら祭り終了の時刻になってしまったんですが、知ってますか。益子の17時って、ちょっとお茶しようにも飲食店が軒並み閉まっていくんです。あんなに賑わっていた通りが寂しいんです。
でも洋麺食堂さんなら…洋麺食堂さんなら21時まで営業してくれてる…!
どうせ素泊まりで夕飯は食べないといけないわけで、私たちは二度目の入店を果たすことに。ケーキセットを頼みましたが、これまた美味しかったなあ…
外へ出ると、向かいに見えるローソンだけが神々しく光を放っている。あたりは真っ暗、風が吹き付けて軽装では寒い、霧雨まで降ってきた。とぼとぼとぼとぼ宿はまだなのテクテクテクテクひゅーるりー…
本来、2日目は陶芸体験をしたあと笠間陶炎祭へ向かう予定だったのですが、呪われたせいで益子が物足りません。こうなったら2日目も益子陶器市をゆっくり見ることにしようと決めたのでした。ごめんね笠間、今年も行けないわ。
待たせたな! 時間軸がおかしいが次こそ陶器市の話だ! (3)へ続け!
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