ぶらっと益子陶器市2016春回想 (1)往路と古民家古木さん
2015春(前編)のあとに後編を書くつもりがすっかり忘れたままだったことに今回気づき、こっそり “前編” の表記を取った私です。あっはっは。
昨年秋は家庭の事情により出かけませんでしたが、今春は行ってきましたよー
益子陶器市といえば…
車で向かう人は、真岡から益子への国道294号大渋滞が恒例となっています。前半は良いのですが、これなら早く着きそうだと思っても残り2kmで捕まって、普段なら10分や15分ほどの距離が90分、などというアホらしいことになります。
着く頃にはお昼になって数時間散策した後、また長い道のりを運転して帰る。運転自体は別に良いのですが、余裕が無いなあといつも思っていました。まあ、毎回迂回路を調べるのをサボる自分も自分なんですけど。
そこで、今年は一泊で行くことにして宿探し。
陶器市会場から歩ける距離の宿なら、会場の駐車場を行列して待つこともない。先に宿へ直行して車を停めればゆうゆうと散策できる。さらに行き方を考えれば渋滞にも捕まらないかもしれない。素晴らしい計画だ。
でも、陶器市まで一ヶ月半。近くて人気の宿はもう予約でいっぱいだろうな…といくつか候補に上げた中で運良く空いていたのがこちら。今回はなんと、陶芸体験までできちゃう宿だー!
古民家古木‐益子陶芸倶楽部|栃木県 益子町 陶芸教室 陶芸体験教室 貸窯 薪窯 宿泊
宿泊日が平日以外でも一泊税込み4,300円、半日コースの陶芸体験教室を付けても7,500円というリーズナブルさだー!(粘土は使い放題、焼成代と送料は別途)
往路
そんなわけで宿の方に混まない道を教えていただき(真岡ではなく宇都宮上三川で降り、国道R121で向かう)、外環を順調に三郷方面へ向かっていたらひとつめのアクシデント。
東北道の分岐、通り越した。えええー
同行者と、保険や年金や貯金の話をしていたら夢中になりすぎて。(世知辛し)
いやいやいや。今まで何回と無く栃木方面へ遊びに行っていて、こんなこと初めてですよ。何してくれてるんだ自分は。
常磐道経由で
しかたがないので三郷ジャンクションまで行き、常磐道に乗ります。助手席の同行者にGoogleマップで経路を調べてもらうと、石岡小美玉スマートインターで降りて国道355号から県道1号で益子へという結果が出ました。
県道1号、そうそう思いだした。ずいぶん前に迂回路を調べたときに出てきたのだけど、普通の山道なのか林道なのか地図からでは推し量れなくてやめたんでした。
実際走ってみると農村風景が続くおだやかな山道で、渋滞とは無縁の経路です。益子へ向かうには最適かと。結果、一般道ではほとんど渋滞にあわず、あっけなく午前中に益子入りしてしまって拍子抜けするほど。
宿へ到着
そういうわけで古民家古木さん(益子陶芸倶楽部)に到着。のぼっていくと…
窯があるー! さらにのぼると…
古民家だー!(小学生の感想か
「わあ、おばあちゃんちに来た感じー」って友だちに言ったんですが、うちのばあちゃんは普通にアパートに住んでました。一般的な雰囲気だ雰囲気。
中がこれまた激渋物件でして
全景がこちら。サイトで見たまんまです。いやあ、まったく、古民家だたまらん。
大人数の集まりで貸し切って宿泊しても楽しそうですねー。
一部屋一部屋は薄い木の扉で仕切られた、隣のいびきも丸聞こえのお部屋です。おばあちゃ…田舎の知り合いの家に遊びにきた感じでたまらなく落ち着くのですが、神経質な人はどうかな。とりあえず私たちは次に来るときは耳栓を持ってこようと心に決めました。
素泊まりなので、ごはんは出ません。厨房で料理はできます。いろりもあります。電子レンジもジャーもありますがデンジマンとゴレンジャーはいません。歩いて10分以内のところにローソンがありますし、車でご飯を食べに出るのも自由です。
深夜に目が冴えてしまったらお散歩して、誰もいない益子ストリートを独り占めすることだってできます。ただし本当の暗闇ですけど。
さて、一息ついたら散策へ。(2)へ続く!
でもまだ陶器市へはいかないよ!
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